不定愁訴

医院

コロナ第6波が またもや生活を暗く重苦しくしています。
いつまでウィルスの変異が続くのかわからず 悩ましいですね。

今回は自分の家族の実体験を基に表題について書きます。
歳をとると心肺機能、筋力も相応に落ちてきて やれ膝が痛い腰が痛い
息切れするなど 色々調子が悪い事のオンパレードだと思います。
治療ができることもあるし 不可逆的な症状でこれ以上良くはならない、
現状維持だねというのもあります。
生活習慣病といわれる高血圧や高脂血症、糖尿病なども そもそも
調べなければ自覚症状が出ることも稀ですし 放置している方も
多いと思います。
そこで実は歩いていて途中で休まないと駄目だったり、夜に胸が
痛いから病院に行ったけど 何ともないよと言われ そうなのかなぁ
でも一向に治った感じはしないなぁと思い 思い切って大きな病院で
調べたら心筋梗塞になりかけだったという事例がありました。
そこに辿り着くまで、なんかおかしいという訴えは不定愁訴の扱いで
『気のせい』に近い診察と処方でした。(歳なので神経症や認知症系の)
毎月内科で生活習慣病については薬ももらっていたのですが・・・

この世に解明できている病気は全てではないですよね。自覚症状があっても
現在の診断に当てはまらないものは 不定愁訴として やや話の長い患者さん
のような受け取り方になりがちです。高齢の方は自覚症状も上手く伝えられなかったりします。
実際 『気のせい』もあるでしょう。個々人の症状はその方にしか
わからないし、長く現役で医師という方もいらっしゃると思いますが
患者さんの域まで生きて、歳をとった時の症状が実体験としてわかる医師が
診察するというのは そう多くないし 同じ症状を感じたなんて事も
滅多に起こることではないから 症状を聞いた上でガイドラインや
エビデンスに沿って対応するのは当然と言えますが、全人的医療の難しさも
感じます。

何でもかんでも大きい病院に!というのが許されない時代になりましたので、
まずはかかりつけの先生が「この方がこんな症状があるのはおかしい」
と思う普段の診察からの発見や「実はこういう症状を詳しく調べたいんです」
と患者様側から言えるコミュニケーションを通じて 隠れて潜行した病気が
ないか調べて 大事な命が失われることがないようにしていきたいです。

それもこれもコロナが難しくしているのも 本当に悩ましい限りです。

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